2019年7月アーカイブ

7wondersarmadaJ.jpgホビージャパンは9月上旬、拡張セット『世界の七不思議:艦隊(7 Wonders: Armada)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ボザ、イラスト・D.シャポワ&E.エビンガ&C.ヌヴェル、3~7人用、10歳以上、40分、4500円(税別)。プレイするためには『世界の七不思議』基本ゲームが必要。

2010年の発売以来、プレイ人数の幅が広いコンボ系文明発展ゲームとして人気を維持し、コンスタントに拡張セットが発売されている『世界の七不思議』。箱入りの拡張としては『指導者たち』(2011)、『都市』(2012年)、『バベル』(2014年)に続く4タイトル目で、オリジナルは2018年に発売された。2人専用に移植した『デュエル』(2015年)を経て、再び基本セットに回帰してきたかたちだ。

プレイヤーは4つの艦隊を設立して指揮をし、海の覇権も争う。新たに加わる2種類のカード(艦隊カードと島カード)によって、軍艦を建造したり、海戦を繰り広げたりでき、新しい戦略とインタラクションが楽しめる。

これまで発売された拡張セットと合わせることで8人でもプレイできるほか、チーム戦のルールも入っている。

内容物:港湾ボード8枚、船駒32個、艦隊カード24枚、島カード27枚、海戦トークン48枚、陸戦トークン6枚、襲撃トークン2枚、価値6コイン6枚、サマリーカード4枚、ルールブック1冊

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ttrlondonJ.jpgホビージャパンは9月上旬、『チケット・トゥ・ライド:ロンドン』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.R.ムーン、イラスト・C.ドージン&J.デルヴァル、2~4人用、8歳以上、10~15分、3000円(税別)。拡張セットではなく、単体でプレイ可能。またカード・ボードの地名は英語。

昨年秋に日本語版が発売された『チケット・トゥ・ライド:ニューヨーク』に続くライト版チケットトゥライド。2004年に『チケット・トゥ・ライド(アメリカ)』がドイツ年間ゲーム大賞を受賞してから15年、今夏発売になったばかりの新作だ。

1970年代の古き良きロンドンを舞台に、ダブルデッカーバスに乗ってバッキンガム宮殿、大英博物館、ビッグベンなどを巡る。重要なバス路線をつなぎ、行き先チケットを完成し、地区をつなごう。

各プレイヤーはタクシーコマ15個、乗り物カード2枚、行き先チケットカード1~2枚をもってゲームを始める。手番には、山札か5枚の場札から乗り物カード2枚(またはジョーカー1枚)を取るか、ルートの色に一致するカードを出してコマを置くか、新たな行き先チケットカードを2枚引いて1枚取る。こうして誰かのタクシーコマが2個以下になったら全員が最終手番を行い、完成したルートとつなげた行き先、通過した観光地のボーナスを合計する。行き先チケットがつながっていないと失点で、合計点を競う。

ルールは3分で覚えられ、短時間で終了するため、続けてまたプレイしたくなる作品だ。

内容物 ゲームボード(ロンドンの交通網マップ)1枚、バスコマ60個、 行き先チケットカード20枚、乗り物カード44枚、得点マーカー4個、ルールシートほか

gundamthegame2.jpgプレックスは12月5日、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』ボードゲームの第2弾となる協力ダイスゲーム『GUNDAM THE GAME -機動戦士ガンダム哀・戦士編-』を発売する。ゲームデザイン・アークライト開発チーム、1~4人用(4人推奨)、15歳以上、30分、5600円(税別)。

今年3月に発売された『GUNDAM THE GAME -機動戦士ガンダム:ガンダム大地に立つ‐』の続編。TVアニメのエピソードに協力して挑む。今回は第12話『ジオンの脅威』~第30話『小さな防衛線』を4シナリオに編成。ジャブローやオデッサが舞台!ズゴックの他にもグフやトリプル・ドムが登場し、ランバ・ラルや黒い三連星と対峙する。

プレイヤーはホワイトベースのクルーであるアムロ、ブライト、セイラ、フラウとなり、伏せられたパネルを開き、エピソードに基づいたミッションをダイスを振って解決する。それぞれのシナリオによって多彩な仕掛けがあり、チームワークが試される。

内容物:シナリオ(フェイズ)=4本(内1本チュートリアル)、キャラクターシート20枚、キャラクターカード6枚、ストーリーパネルカード72枚、ユニットカード42枚、アイテムカード12枚、戦闘イベントカード40枚、6面ダイス37個、戦闘マップ2枚、キューブ60個、キャラクターコマ11個、ユニットコマ24個、ホワイトベースメーター1枚、早見表カード4枚、ルールブック1冊(カードサイズ:75×110mm/41×63mm)

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© 創通・サンライズ

arkhamnoir2J.jpgアークライトは9月5日、『アーカム・ノワール:事件簿2(Arkham Noir:Case#2 - Called Forth By Thunder)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・Y.トゥリングニー、イラスト・D.プリート&Y.トゥリングニー、1人用、14歳以上、30分、2000円(税別)。

クトゥルフ神話群を題材にした1人用カードゲームの第2弾。オリジナルはルドノヴァ社(スペイン)から昨年発売された。「潜み棲む恐怖」(1923)、「アロンソ・タイパーの日記」(1938) の物語から引用されたストーリーで、私立探偵ハワード・ラブクラフトとなり、不可解な事件を調査する。

プレイヤーは私立探偵として、証拠カードの列を作り、次々と発生する事件を解決する。1つの事件を解決するたびにカード(パズルピース)が手に入り、5種類を集めたとき事件の全体像が明らかになる。狂気に陥ったり、時間切れになったりする前に、事件の解決を目指す。

ゲームの準備時に難易度変更が可能。また『事件簿1』にはない新カード「嵐カード」や「式文カード」が含まれており、さらに複雑なゲームが楽しめる。

内容物:カード69枚(カードサイズ:57×89mm)、ルールシート1枚

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今年で9回目となるカルカソンヌ日本選手権(主催・メビウスゲームズ、実行委員会)が7月27日(土)、すみだ産業会館にて開催された。63回(昨年比+12)にわたる全国各予選の成績優秀者とシード選手が参加し、名古屋の望月隆史氏が2年ぶり3度目の優勝に輝いた。

ルールは世界選手権と同じ2人対戦。予選6ゲームの成績で上位8名が準々決勝に進出し、うち4名が準決勝、そして2名が決勝へと勝ち進む方式。望月氏は昨年準決勝で破れたものの、2014年世界選手権チャンピオンの経歴をもつ実力者。決勝で雪嶋悠矢氏を下し、2014年、2017年に続いて3度目の日本一となった。

望月氏は日本代表として、昨年世界王者の藤本巌郎氏と共に10月にドイツ・エッセンで行われる第14回カルカソンヌ世界選手権に参加する。優勝経験者コンビの出場で、日本に3度目の優勝トロフィーがもたらされることも十分期待できそうだ。

歴代日本代表の世界選手権における成績は望月隆史氏(優勝、準優勝、11位)、藤本巌郎氏(優勝)、小向真之介氏(準優勝)、村田大輔氏(5位)、月形祐輔氏(7位)、根岸丈氏(18位)、岩村響氏(25位)。

cthulhukitchen.jpgアークライトは9月5日、スイッチゲームズのレーベルで『クトゥルフキッチン ~冒涜的な宴~』を発売する。ゲームデザイン・シュールストレミング&橋本淳志、イラスト・海野なまこ&DucQrews、2~5人、10歳以上、プレイ人数×10分、3500円(税別)。

邪神を崇拝する料理人となってクトゥルフ神話生物を調理し、偉大なる邪神様に捧げるコース料理の出来を競う料理バトルゲーム。「ミ=ゴのカニ玉」「這い出るスフレ」「ニャルラーメン」など、狂気と驚喜に富んだ邪神料理のフルコースが次々と生み出される。

状況判断力とダイス運で料理し、より冒涜的で調理の難しいコース料理を作った料理人は、邪神様にほめたたえられ、邪神料理人として最高の栄誉を手にする。自慢の腕を振るって、宇宙的邪神シェフを目指そう。

同日、同じく海野なまこ氏がイラストを手掛けた、邪神解説入りゆるるふ神話トランプ『ゆるるふとらんぷ』も発売される(1500円税別)。

内容物:料理カード48枚、冒涜カード78枚、呪文カード10枚、プレイヤーシート5枚、プレイヤーディスク20枚、評価値ボード1枚、スタートプレイヤーマーカー1個、得点チップ30枚、6面ダイス24個、時間ポーン1個、ルールブック1冊(※カードサイズ63×88mm/44×63mm)

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ハナヤマは本日、忍者・力士・JKたちが東京・渋谷のスクランブル交差点を渡るボードゲーム『トーキョークロッシング』を発売した。ゲームデザイン・ソリマチ、2~4人用、6歳以上、10~20分、1980円(税別)。日本語・英語・中国語ルール付き。

ゲームマーケット2018春での先行販売を経て、一般発売となる。先行販売版から「オタク」が「力士」に変更となっている。ハナヤマが1933年の開業以来販売してきた『ダイヤモンドゲーム』のルールをベースに、舞台を渋谷スクランブル交差点にし、コマに3種類の条件を加えた。

他のコマをうまく飛び越えて自分のコマを全て反対側に移動させることがゲームの目的。忍者は力士とJKを何体でも飛び越せ、JKはJKと力士を1体飛び越せ、力士は力士のみ1体飛び越せるという特性がある。これらをうまく利用し、フォーメーションを組んで一番先に渡りきろう。

内容物:ゲーム盤1枚、駒4色36個(忍者駒4個、JK駒24個、力士駒8個)

菅田将暉「朝まで『ベストアクト』」

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TBS系列で7月26日23時から放送されたトーク番組「A-Studio」にて、俳優の菅田将暉氏がゲストで招かれ、俳優の永嶋柊吾氏と『ベストアクト』『ツッコミカルタ』などを朝の5時まで遊んでから、カラオケに行くというエピソードを披露した。

『ベストアクト』は「なんで?の『はぁ』」「力をためるの『はぁ』」「ぼうぜんの『はぁ』」など同じセリフをシチュエーションによって言い分けて当ててもらう演技ゲーム。『はぁって言うゲーム』をジェリージェリーゲームズがリメイクした。これとは別に幻冬舎から別バージョンの『はぁって言うゲーム』も発売されており、累計7万5千部というヒット商品となっている。

菅田将暉氏が紹介したことで、アマゾンではプレ値がつき、定価販売している linkジェリージェリーゲームズでは人気ランキング1位となっている。

thegame-kmoriyaed.jpgアークライトは8月29日、『クワンチャイ・モリヤ版 ザ・ゲーム(The Game: Kwanchai Moriya Edition)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.ベンドルフ、イラスト・クワンチャイ・モリヤ、1~5人、8歳以上、20分、1800円(税別)。

ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた、順番にカードを昇順・降順になるように出し、全員の手札を出し切ることを目指す協力ゲーム。ドクロをあしらったNSV社版(ドイツ、2015)、かわいらしいオバケが登場するアークライト版(日本、2019/3)に続き、ポップでスタイリッシュなイラストのパンダザウルスゲームズ版(アメリカ、2018)が日本語版となった。ドクロやオバケで敬遠していた人には朗報だ。

クワンチャイ・モリヤ氏はロサンゼルス在住タイ+日系アメリカ人イラストレーター兼グラフィックデザイナー。絵本のほか、『ファベーラ ~彩りの街~』『ゴミ箱パンダ』『Kodama』などボードゲームのアートワークも手掛けている。

内容物:カード102枚、ルール説明書1枚(カードサイズ:91×59mm)

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ゲームデザイナーの米光一成氏は、『はぁって言うゲーム』のヒットと第2弾の発売にちなみ、『はぁって言うゲーム』と『はぁって言うゲーム2』のセットを無料プレゼントするキャンペーンを発表した。8月4日応募一次締切、最大100セット。

『はぁって言うゲーム』は昨年11月に幻冬舎版が発売されて以来、テレビ、ラジオ、YouTubeで紹介され、これまで13刷、累計7万5千部となっているヒットとなっている。「もっといろいろな場で楽しんでほしい」という思いから、作者が『はぁって言うゲーム2』の初版印税で製品を購入してプレゼントする。

プレゼント対象は児童館、児童クラブ、図書館、学校・学級、シニアクラブ、劇団、声優事務所などの団体、または動画配信するチーム。応募はGoogleフォーム にて。この機会に仲間と遊んでみたいという方はお見逃しなく。

7月28日追記:応募が100団体を超えそうになっていることから、JELLY JELLY CAFEの白坂氏がプラス100個の追加プレゼントを表明した。

米光一成:初版印税を使って『はぁって言うゲーム』無料プレゼントします

transamercajapanJ.jpgグループSNE/cosaicは8月23日、『トランスアメリカ&ジャパン(Trans America & Japan)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・F.B.デロンシュ、新マップ作成・安田均、アートワーク・TANSAN、2~6人用、8歳以上、30分、4000円(税別)。

故デロンシュ(1957-2007)の代表作で、2002年にウィニングムーブズ社(ドイツ)から発売された。1ラウンド数分で遊べる鉄道ゲームとしてドイツ年間ゲーム大賞ノミネート、ドイツゲーム賞2位、オーストリアゲーム賞ファミリー部門賞など、高く評価されている。続編の『トランスヨーロッパ』(2005)もあるが、今回はアメリカマップに加えて、世界初となる日本マップがついている。

各プレイヤーには都市カードが配られ、今回つなぐ5つの都市が指定される。自分の手番が来たら好きなところから線路コマを2本まで置き、これを繰り返して誰かがいち早く全部つないだらラウンド終了。

ポイントは、ほかのプレイヤーが伸ばした線路に合流すると、それらの線路も使えるようになるところ。これによってゲームがスピーディでスリリングなものとなる。

他のプレイヤーは届かなかった分だけ失点となり、次のラウンドへ移る。この失点の累積が規定に達したらゲーム終了で、失点の最も少なかった人が勝者となる。

日本マップだけでなく、ゲームがより白熱する追加カードも入って、この版でしか味わえない楽しみ方ができる。

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モプセン(Mopsen)

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負けた直後にチャンス

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『ブルームサービス』『アイル・オブ・スカイ』のペリカンによるトリックテイキングゲーム。短鼻の小型犬パグが集めているホネを、ネコがかっさらう。

配られた手札から3枚まで交換してスタート。カードは4色あり、そのうち3色がパグ、残り1色がネコである。スタートプレイヤーから1枚ずつカードを出して、同じ色を持っていれば出さなければいけないが、ネコはその色を持っていても出してよい。

しかしネコは切り札ではない。4色のランキングはいつも変わっていて、ネコが一番上であれば切り札になるが、下であれば負けてしまう。こうして一番強いカードを出した人が自分が出したカードを得点にできる。数字が低いほど勝ちにくく、得点が高い(ネコは数字が低くても得点が高くない)。

面白いポイントは、一番弱いカードを出した人にもアドバンテージがあるところだ。まず、全員が出したカードから1枚を取って(ここが原題の"mopsen"=「くすねる」になっている)、手札に入れられる。次のトリックで勝てそうなカード、得点になりそうなカードが手に入るだろう。それから、そのカードの色のランキングが一番上になる。その色を取っていれば、早速次のトリックで使える。

こうして誰かの手札がなくなったらゲーム終了。獲得したホネと手札に残ったカードが得点になる。1回も勝たないで終えられるとボーナスがつき、手札に残ったカードと合わせると結構な点数になることも。3ラウンド行って、合計点を競う。

5人プレイで30分ほど。1ラウンド目は数字の低いカードで得点できる幸運に恵まれ、高得点をマークしたが、2ラウンド目は牽制し合う展開に。トリックを取ることも、負けてカードを取ることもできなくて得点が伸びなかった。3ラウンド目には、ランキングが低いうちは数字の小さいカード、高くなったら数字の高いカードとコントロールを心がけてそこそこ得点できたものの1位には成れず。

ランキングだけでなく、勝ちに行こうとしている人と、負けに行こうとしている人のバランスでも出すべきカードは変わる。繊細なカード選択が求められるトリックテイキングゲームである。

Mopsen
ゲームデザイン・A.ペリカン/イラスト・C.フィオーレ&S.コンディロッリ
フッフ(2019年)
3~5人用/7歳以上/30~40分

ピチカートデザインは7月25日、魔法の杖で描いた呪文がどれかをいち早く当てるパーティーゲーム『アブラカザーム(Abra Kazam!)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ボッカラ、イラスト・J.ドゥボスト、3~8人用、7歳以上、15分、2500円(税別)。

オリジナルはバズィーゲームズ(フランス)から2018年に発売された作品。デザイナーのボッカラには『アタック・オブ・ジェリーモンスター』『ドギーバッグ』などの作品がある。魔法使いプレイヤーの呪文を当てる空中模様描きゲーム。

プレイヤーの1人が魔法使いとなり、「アブラカザーム!」と唱えながら呪文カードに描かれている通りに杖を振る。他のプレイヤーは場に並んだカードの中から、魔法使いプレイヤーが唱えている呪文がどれなのかを探す。一番早く正解を見つけることができたプレイヤーがカード=得点を獲得し、得点を競う。

カードを獲得すると呪文がかけられ、「目を閉じたままで」「杖を鼻の頭につけて」などのハンデが課される。無理な姿勢で呪文を唱える魔法使いが笑えるパーティーゲームだ。

内容物:魔法の杖1本、小さいカード48枚、大きいカード48枚、魔法本カード8枚、日本語ルールブック1部

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delveJ.jpgアークライトは8月29日、ダンジョン構築&探索ゲーム『デルヴ(Delve)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.ローニアス&P.シャーリー、イラスト・ゴーンスタジオ&S.ハートマン、2~4人用、14歳以上、60分、5200円(税別)。

オリジナルはインディボード&カードがキックスターターを経て2017年に発売した作品。『アーカムホラー』『エルダーサイン』のローニアスがデザインし、キックスターターでは2200人が10万ドル以上を出資した。世界中の勇敢な冒険者(デルヴァー)が、財宝が眠るダンジョン「頭蓋洞窟」に集い、戦利品を求めて探索する。

「傭兵団」「森の民」「レイス」「コボルド」からそれぞれ能力の異なる種族を1つ選んでスタート。手番にはダンジョンタイル1枚とデルヴァーコマを1個ずつ配置する。『カルカソンヌ』のように部屋が閉じて完成したとき、そこにほかのデルヴァーもいればダイスで戦い、金貨と宝物を奪い合う。一方、その部屋に1人のプレイヤーしかいなければ、遭遇カードを引いて読み、さまざまなイベントを解決しなければならない。

獲得した宝物は特殊能力をもたらし、その後の冒険でアドバンテージになるだろう。シチュエーションを説明し、プレイヤーに選択を迫る遭遇カードによってTRPGのような没入感ももたらされる探索ゲームだ。

内容物:ゲーム盤1枚、入口タイル1枚、ダンジョンタイル78枚、金貨カード85枚、宝物カード27枚、遭遇カード81枚、派閥ボード4枚、デルヴァーコマ20個、キューブ8個、攻撃ダイス12個、太陽マーカー1個、XPトークン25個、親マーカー1個、説明書1冊(※カードサイズ遭遇カード63×88mm、その他44×63m)

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ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は本日10時30分(日本時間の17時30分)、ベルリン市内のホテルにて今年度大賞の発表と授賞式を行った。5月に発表されていた(TGiWニュース )各3タイトルのノミネート作品から、大賞には『ジャストワン』、エキスパートゲーム大賞には『ウィングスパン』が選ばれた。両作品共に日本語版は未発売。

ボードゲームジャーナリストやボードゲーム評論家の審査員10名が授賞式の前夜に投票して大賞を決定する。当日はノミネート作品のデザイナー、イラストレーター、出版社の代表が招かれ、それぞれ3タイトルのノミネート作品を順番に紹介した後、大賞が発表された。

先に紹介されたのはエキスパートゲーム大賞。9回目の大賞に選ばれたのは『ウィングスパン(原題・Wingspan、ドイツ語タイトルFlügelschlag)』。多種多様な鳥カードをプレイヤーボードに配置して、その特殊効果で得点を競う。『サイズ-大鎌戦役-』で知名度を高めたストーンマイアーゲームズ(アメリカ)が今年発表した作品を、フォイヤーラントシュピーレがドイツ語版にした。デザイナーのE.ハーグレイヴ氏はこの作品がデビュー作。審査委員会は「愛情あるテーマと、注意深く磨き上げられた開発で、女性デザイナーのエリザベス・ハーグレイヴ氏はほとんど非の打ち所のない芸術作品を作り上げました。分かりやすいゲームメカニズム、無駄な飾りのないゲーム進行、そして重要な選択を次々迫られるペースによって、この作品はタイトル通り飛躍的なものになっています」とコメントしている。

そして赤ポーン、ドイツ年間ゲーム大賞の発表となり、今年の大賞には『ジャストワン』が選ばれた。みんなが出したヒントから1人が答えを当てるゲームだが、1人に見せる前にチェックして、ほかの人とかぶっていたヒントは見せられなくなってしまう。フランス人デザイナーコンビの作品で、ルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)から昨秋発表されている。

審査委員会は「特にそのシンプルさによって素晴らしい作品。並々ならぬ魅力を生み出すことで際立っています。公衆の面前で遊べば、見物人がすぐに引き込まれ、やがて一緒に遊びたくなるでしょう。実際、遊ぶためのハードルが誰でも越えられるくらい低いので、本当に遊ぶことになるでしょう。コミュニケーションゲームの楽しみがすぐ味わえ、どんなグループにも合い、インパクトが長続きします」とコメントしている。

今年の授賞式には文化・メディア庁長官のモニカ・グラッタース氏が参列し、受賞者に大型ポーンのトロフィーを授与した。

ドイツ年間キッズゲーム大賞の発表は先月24日に発表され『バイキングの谷』が大賞に選ばれている(TGiWニュース )。

Spiel des Jahres e.V.:„Just One" ist das Spiel des Jahres 2019
Spiel des Jahres e.V.:„Flügelschlag" ist das Kennerspiel des Jahres 2019

rootJ.jpgアークライトは8月29日、『ルート ~はるけき森のどうぶつ戦記~(Root)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・C.ウェールレ、イラスト・K.フェリン、2~4人用、10歳以上、60~90分、8000円(税別)。

オリジナルはレダーゲームズ(アメリカ)から2018年に発売された作品。今年4月に発表されたゴールデンギーク賞2018、6月に発表されたオリジンズ賞2019でどちらも大賞を受賞するなど、英語圏のボードゲーム愛好者から高い評価を受けている。スタートの配置もアクションも、さらにはゲーム目的まで異なる4種族が勝利点を競う非対称ゲームだ。

森を制圧しその資源をわがものにしようとする「猫野侯国」、口うるさい宮廷を制しつつ森林の支配権を取り戻そうとする「鷲巣王朝」、支援者を集め反乱を起こし現体制を打倒せんとする「森林連合」、他の派閥との同盟と敵対の中で富と名声を得る道を探す「放浪部族」が登場。

はじめ盤上には「猫野侯国」の勢力が広がっているが、「鷲巣王朝」がゲームが進むにつれて徐々に勢力を広げ、さらに第三陣営の「森林連合」があちこちでゲリラ戦を展開する。その裏で「放浪部族」がアイテムを集め、クエストを達成する。それぞれ勝利点になるものが異なり、先に30勝利点を獲得したプレイヤーが勝者となる。

担当する派閥によって、実行するアクションから勝利点の獲得方法まで異なるルールで動くさまは、あたかも4つのゲームを同時に進行しているかのよう。場面場面で戦争を仕掛けたり協力したりして、この大森林を支配するのはどの陣営か?

内容物:入門ルールブック1冊、根の法典1冊、練習シート1枚、練習カード4枚、派閥ボード4枚、猫野侯国兵士コマ25個、鷲巣王国兵士コマ20個、森林連合兵士コマ10個、放浪者コマ1個、ダイス2個、カード類94枚、マーカー類19個、タイル類55枚、トークン類19個、ゲーム盤1枚、内容物一覧1枚(※カードサイズ63mm×88mm)

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ボドゲde遊ぶよ!! phase 13-6

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JELLY JELLY CAFE全店で本日「選挙割」

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全国に12店舗を展開するボードゲームカフェJELLY JELLY CAFEは本日、参院選に投票した人に「選挙割」としてワンドリンク(アルコール/ノンアルコール)を無料でサービスする。本日のみ。

投票所で申告すれば発行される「投票済証明書」、または選挙に行った投票所の写真を店頭で提示する。

サービスを受けられるのは渋谷、池袋1、池袋2、新宿、下北沢、水道橋、立川、横浜、川崎、名古屋大須、大阪心斎橋、福岡天神の12店舗。JELLY JELLY STATION系列は対象外。日曜日の料金はどこもデイタイム(18時まで)2000円、ナイトタイム(18時から)1500円でワンドリンク付きなので、この「選挙割」でツードリンクとなる。

ホビージャパンは8月下旬、デッキ構築ゲームの拡張セット『ドミニオン:陰謀(Dominion: Intrigue)第2版』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.X.ヴァッカリーノ、イラスト・、2~4人用、14歳以上、30分、4000円(税別)。プレイするには『ドミニオン 第二版』『ドミニオン:基本カードセット』などに含まれる「勝利点」「財宝」「呪い」カードが必要。

『ドミニオン』が一世を風靡した2009年に発売された第1拡張セットがリニューアル。第2版のオリジナルは2016年に発売された。『ドミニオン:陰謀』第2版から6種類が入れ替わり、1種類が追加になって、合計26種類の王国カードが入っている。これに伴い、第1版で入っていた「勝利点」「財宝」「呪い」カードは省略されたため、プレイするためには基本セットか基本カードセットが必要となる。

第1版からなくなったのは「秘密の部屋」「大広間」「偵察員」「銅細工師」「貢物」「破壊工作員」で、代わって「潜伏者」「抜け穴」「外交官」「水車」「警備隊」「廷臣」「後任」が加わった。効果については下記のサイトが詳しい。

・TEENOのボードゲームレビュー:ドミニオン陰謀 第二版レビュー

内容物:カード300枚、収納トレイ、インデックスシート、ルールブック

大阪・藤井寺に7月20日、ボードゲームが遊べるお店「ローベルクランツ」がオープンする。近鉄藤井寺駅徒歩3分、駐車場(コインパーキング)・駐輪場あり、12:00~22:00、不定休。

店名は「月桂冠」を意味するドイツ語。月桂樹の葉の付いた枝を編んだ冠で、古代ギリシャ・ローマ時代よりより競技会の勝者に与えられてきた。ドイツ年間ゲーム大賞のロゴではポーンにあしらわれている。

4卓18席。利用料金は平日30分150円(最大1500円)、土日祝30分200円(最大2000円)。小学生未満は無料(ただし保護者同伴)。500円で1点入り、貯まるとペットボトルや利用料金無料になる会員証兼ポイントカードがある。

ローベルクランツ
大阪府藤井寺市岡1-14-13/TEL:072-976-6131
[Web ] [Twitter ]

ホビージャパンは8月下旬、ロール&ライトゲーム『コリントス((Corinth))』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.ポーション、イラスト・J.セサール&C.ドージン、2~4人用、8歳以上、20~30分、3000円(税別)。

デイズ・オブ・ワンダー社(フランス)から今春発売された新作。戦略ダイスゲームとして名高い『イスファハン』(イスタリ, 2006)をリメイクして、プレイヤーシートに記入する方式になった。

舞台は紀元前4世紀、ギリシャの港湾都市コリントス。ペルシャの絨毯、クレタのオリーブや、ローマの葡萄、エジプトの香辛料などが取引されていた。商人となって、使用人を市場へ送り、お店に品物を納品し、建物を建てて自分の売り上げを伸ばし、名声を競う。

各ラウンドに一握りのダイスを振り、出目別にアクションボードに並べる。そして順番にダイスのグループを選び、その効果を使って品物を店に納品したり、山羊の群れを買い付けたり、市場を訪れたりして、各自のプレイヤーシートに記録していく。

『イスファハン』からプレイ時間が半分になり、手軽に楽しめるようになったが、最高の取引をめぐって対戦相手の動向をにらみ合う選択の緊張感は健在。チャンスを逃さず、コリントス一の商人を目指そう。

内容物:港湾ボード1枚、プレイヤーシート150枚、白色ダイス9個、黄色ダイス3個、ルールシート1部

京都・藤森に7月20日、ボードゲームプレイスペース&ショップ「テディスペース」がオープンする。京阪藤森駅徒歩1分、平日16:00~22:00、土日祝14:00~22:00、火水休。

プレイスペースでは5卓18席で400種類以上のボードゲームが遊べる。利用料金は1時間500円(8月末まで平日最大1500円、土日祝最大2000円/9月から平日最大2000円、土日祝最大2500円)。

販売コーナーのボードゲーム・カードゲームは、輸入日本語版だけでなく地元トイドロップ の作品なども扱う。また、オーナーの気まぐれでボードゲーム以外のアイテムも販売する。オープン記念セールで、ゲームを購入するとショップ指定のゲーム1つが無料でもらえる(なくなり次第終了)。

オープンを記念して本日17時よりプレオープンゲーム会が開かれる。参加費1000円で賞品あり。参加申し込みはTwipla にて。

テディスペース
京都市伏見区深草キトロ町109-9ブレスビル2F
[Web ] [Twitter ]

ホビージャパンは2月下旬、『アンロック! ヒロイックアドベンチャー(Unlock! Heroic Adventures)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・C.ドゥマ、イラスト・A.ドゥマ&L.バザール&M.ジェリー、1~6人用、10歳以上、60分、4500円(税別)。プレイするには、AndroidまたはiOSデバイス(タブレットかスマートフォン)が必要。

エスケープ(2017)、ミステリー(2017)、シークレット(2017)、エキゾチック(2018)に続く卓上脱出ゲームシリーズ第5弾。オリジナルは昨年秋に発売された。チュートリアルと、それぞれカード60枚以上で構成される3つの冒険シナリオが入っている。プレイは同梱のカードセットと無料アプリをインストールしたiOSデバイス(プレイ中にインターネット接続は不要)を用いて行う。カードをよく観察して現場を捜索し、物品を組み合わせて時間内にパズルを解き明かしていく。

収録されているシナリオは、バーチャルな世界で全てのレベルをクリアすることを目指す「インサート・コイン」、名探偵を助けて風変わりな事件を解決する「シャーロック・ホームズ―殺人という緋色の糸」、不思議の国でアリスが奇妙な住人を見つけ出す「白ウサギを追って」。前作を遊んだことがなくてもプレイ可能。今回はどんなストーリーと謎解きが待っているだろうか?

内容物:ルールブック1冊、チュートリアル(カード10枚)、カード186枚、紙製シート、小冊子1冊

先日、近くの小学校の「将棋・囲碁・オセロクラブ」にボードゲームの講師として招かれ、いくつかのボードゲームを紹介してきた。

1グループ4~5人で何グループかに分かれ、各グループで代表を決め、その代表がゲーム置き場から遊ぶボードゲームを選んでくる仕組み。『ブロックス』、『ウミガメの島』、『ナンジャモンジャ』、『アップルトゥアップル』、『おばけキャッチ』、『ハッピーサーモン』が遊ばれた。『ナンジャモンジャ』はすごろくやの丸田さんが「Youtubeのおかげで、知らない小学生は今いない」と仰っていたが、その通りだと思った。「知ってはいたけど、初めて遊んだ」と楽しんでいた。

さて、クラブ名から分かるように、普段はこういったボードゲームを遊んでいない小学生に対し、まずボードゲームの全体像を概観してもらおうと、10分くらい時間を頂き黒板で説明した。将棋・囲碁・オセロと、人生ゲーム・モノポリー・麻雀を対置し、その違いを考えてもらって、プレイ人数や運の要素の話をした。

さらにこれらをまとめてボードゲームとして括り、その特徴を考えてもらった。コマやサイコロなどの道具を使うこと、人と対面して遊ぶことに加えて話をしたのが「電源を使わないこと」だったが、これについてNintendo Switchの『スーパーマリオパーティ』はどうなのかという、いい質問が出された。

将棋・囲碁・オセロ・麻雀もオンラインで当たり前のようにプレイされているし、近年は『カタン』や『アグリコラ』などの定番から、『テラミスティカ』や『テラフォーミングマーズ』などのゲーマーズゲームまで、人気ボードゲームのスマホアプリが続々とリリースされ、遊んでいる愛好者も少なくない。また、『アルケミスト』『マンション・オブ・マッドネス』『アンロック!』『ワーワーズ』など、アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使うボードゲームも増えてきており、電源の有無のボーダレス化が進んでいる。

『桃太郎電鉄』から『サモンズボード』にいたるまで、デジタルゲームにもボードゲームというジャンルはずっとあった。『スーパーマリオパーティ』もそれに連なるものではあるが、Nintendo Switchの画面を寝かせ、人と対面して遊ぶこともできる。かつては電源を使う=テレビ画面を見るので人と対面はしないだったのが、その図式が崩れつつあるのだ。『スーパーマリオパーティ』はボードゲームなのか、そうでないとしたらどういう答えがスッキリするのか、分からなくなってきたのでツイッターで尋ねてみた。

回答をまとめると、『スーパーマリオパーティ』はテレビ(ビデオ)ゲームであるという点は一致しつつも、ボードゲームであるかどうかは分かれた。ボードゲームであるという方の中でも、「電源を使うボードゲーム」や「ボードゲームをするテレビゲーム」というように重点の置き方も異なっている。プレイ感から見るか、機材から見るかという視点によって変わるのだろう。一方、ボードゲームでないという意見は、電源を前提としないリアルな道具(ゲームボード、カード、コマ、サイコロ)の有無で見ているようだ。

『スーパーマリオパーティ』は......
→ テレビ(ビデオ)で遊ぶボードゲーム(プレイ感)
→ ボードゲームがテーマのテレビ(ビデオ)ゲーム(機材)
→ ボードゲームでない(リアルな道具)

このように見解が分かれるところからも、「電源を使わない」「非電源」はボードゲームの定義として相応しくなくなっているのだろう。このことは(デジタルと対比される)「アナログゲーム」という呼称が適切かという問題にもつながってくる。

これに代わるものとして「リアルな体験」はどうだろうか。ボードゲームとは、電源の有無にかかわらず、リアルな体験をするゲームであると。リアルな体験のためには、非電源の道具があったほうがよいだろうが不可欠ではない。リアルな体験をしないオンラインのボードゲーム対戦サイトはどうかという疑問に対しては、オリジナルがリアルな体験をするものであれば、二次的なかたちでボードゲームだといえばよいだろう。

VRゲームが続々と開発されたり、Nintendo Switchには『1-2-Switch』という、プレイヤー同士が目線を合わせて遊ぶゲームが収録されているように、テレビ(ビデオ)ゲームでもリアルな体験の模索が行われている。現代のゲームは全体的にリアルな体験を指向しているのかもしれない。しかしその度合において、ボードゲームはもともとバーチャルではないリアルなものであり、むき出しの対人・対面コミュニケーション要素がゲームに組み込まれているものも少なくない。そこにボードゲームの魅力がある。小学生にも、そこを意識してボードゲームを薦めようと思う。

ホビージャパンは8月下旬、『クマ牧場:がんばれ!グリズリー(Bärenpark: The Bad News Bears)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・P.ウォーカー=ハーディング、イラスト・K.フランツ、2~4人用、8歳以上、30~45分、3600円(税別)。プレイするためには『クマ牧場』本体が必要。

さまざまな形のタイルを自分の敷地に隙間なく配置して、4種類のクマたちを飼育し、できるだけ価値の高いクマの動物園を作り上げるパズルチックなタイル配置ゲームの拡張セット。今春に制作が発表され、今夏に世界同時発売となる。

2つのモジュール「グリズリー」と「モノレール」が入っており、1つだけでも両方組み合わせても加えることができる。「グリズリー」では巨大なクマのために7マスのタイルが登場し、これに合わせて牧場自体の完成が4枚から5枚に増える。大きいタイルを置くためには、利用できるタイルの最適な組み合わせを見つけるパズル思考が求められる。

「モノレール」は緑地タイルに塔を配置し、その塔に車輌を取り付けていくもので、クマ牧場に立体の要素が導入される。モノレールは牧場をジグザグに通り抜けなければならず、地面のタイル配置に工夫が求められる。

さらに、追加のトイレタイルと新たな契約タイル6枚が入り、新しい挑戦が待っている。

内容物:出口付き用地ボード4枚、グリズリーの飼養場タイル12枚、クマの像チップ4枚、動物小屋タイル4枚、モノレール塔28基、モノレール車輌24枚、契約タイル18枚、トイレタイル6枚、ルールシートほか

北海道滝川市に7月16日、ボードゲームカフェ&バー「三河遊(みかわゆ)」がオープンした。JR滝川駅車7分、平日18:00~24:00、土13:00~24:00、日13:00~18:00、不定休。

廃業した銭湯「三河湯」を改装し、同じ読みの店名でオープン。4卓20席に300種類のボードゲームを揃え、「思い出と希望を提供する場所」をコンセプトに新しい形で地域の憩いの場を目指す。

料金はワンドリンク付き1回1000円。フードはチョコレート・ナッツ・お菓子がある。激苦・激辛・激酸のペナルティドリンクという遊び心あるメニューも。また、平日の日中は予約制で人相・手相占いも行う。

北海道では13日、札幌で「北海道ボドゲ博1.0」が開催され600人を超える参加者で大盛況に終わったばかり。道内の盛り上がりを地域一帯に普及させてくれそうなお店の誕生だ。

三河遊(みかわゆ)
北海道滝川市朝日町西4-1-31/TEL:090-7511-4295
[Web ] [Twitter ]

禁断の空(Forbidden Sky)

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電気を通してロケットを飛ばす

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日本語版が発売された『禁断の島』(2010年)、その続編『禁断の砂漠』(2013年)に続く協力脱出ゲーム第3弾。今年のオーストリアゲーム賞(Spiel der Spiele)で大賞に選ばれている。今度は強い嵐が襲いかかる天空の城が舞台で、残されたロケットを修理して脱出することを目指す。

ロケットは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように、落雷を利用して再稼働させる。そのために、雷が落ちるロッド、電力を蓄えるコンデンサ、そしてロケットを発見し、それらを電線で繋ぎ合わせなければならない。

各プレイヤーは特殊能力をもった役割カードをもってスタート。手番には、移動、偵察、探索、配線から4アクションを行う。偵察アクションで引いたタイルを、探索アクションで模様を揃えて配置し、出現したロッド・コンデンサ・ロケットを配線アクションでつないでいく。

手番が終わるたびに嵐カードがめくられ、ランダムに雷が落ちたり、強風が吹いたり、嵐が強まったりする。雷が落ちるとロッドから電線がつながっているタイルにいるプレイヤーがライフを1つ失い、強風が吹くと1マス吹き飛ばされるかロープが1ダメージを受け、嵐が強まるとめくられるカードが増える。

規定数のロッド・コンデンサ・ロケットを揃え、ロケットのところに皆が集合した状態で最後の配線ができれば脱出成功。一方、1人でもライフがなくなったり、ロープが切れたり、全員集合する前にロケットが発射されたりすれば敗北となる。

各プレイヤーは特殊能力を駆使し、またタイル上に時々現れるアイテムや避雷マス、ワープマスをうまく使って、どんどん厳しくなる環境を乗り切ろう。

4人プレイで45分。ランダムに配られる役職は、ライフを回復できる医師、ロープを修理できる結び師、タイルをほかのプレイヤーに渡せる測量士、毎手番アクションを使わずに1本配線できる電気技師という、なかなかバランスのよい組み合わせである。測量士と電気技師の活躍で回路の製作は順調だったが、ロッドをつなぎにくいところに出現させたあたりで立て直しに時間がかかり、結び師自身のロープが切れるという結末で失敗。

ちなみに各パーツは金属製で、回路が完成すると、ロケットに内蔵された本物の電池のプラス極とマイナス極がつながってロケットのライトが光り、音が鳴るという仕掛けになっている(各パーツの接触が悪いと動かない)。成功したときしか見られない動作のために、再挑戦する気持ちが湧いてくるのだった。

Forbidden Sky
ゲームデザイン・M.リーコック/イラスト・C.B.キャンガ
ゲームライト(2018年)
2~5人用/10歳以上/60分
ゲームストア・バネスト:禁断の空

アークライトは8月8日、スイッチゲームズのレーベルで、協力コミュニケーションゲーム『ito(イト)』を発売する。ゲームデザイン&イラスト・326(ナカムラミツル)、2~10人用、8歳以上、30分、2000円(税別)。

1~100のイラスト付き数字カードの中から各プレイヤーに1枚ずつ配られ、テーマカードで指示されたお題に沿ってその数字の大きさを表現し、小さい順に出すことを目指す。順番が違うとライフが減り、ライフがなくなる前に全員のカードを出せれば成功となる。

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価値観のズレに大笑いし、会話が盛り上がる作品。完全協力ルールの「クモノイト~監獄からの脱出~」と、裏切り者が紛れ込む「アカイイト~沈む船からの脱出~」を収録し、ストーリーフルな楽しみ方ができる。

昨年5月に放送されたインターネットTV番組『スピードワゴンの月曜The NIGHT』で『ザ・マインド』が紹介された際、いけだてつや氏が「動物の強さ」「芸人の年収」で喩えてよいルールを提案したことがある。

内容物:ナンバーカード100枚、テーマカード50枚、ライフカード2枚、クモノシート1枚、遊び方説明書2枚(※カードサイズ:★63×88mm、●44×63mm)

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アークライトは8月22日、『ミスカトニック大学:禁断の蔵書(Miskatonic University: The Restricted Collection)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・F.ローネ&V.M.レザ=モレノ&I.オトール、2~5人用、13歳以上、30~45分、3200円(税別)。

ケイオシウム社(アメリカ)がキックスターターを経て今春発売したカードゲーム。3700人が10万ドル以上を出資した。デザインは同社の『カーン・オブ・カーンズ』と同様クニツィアが担当した。クトゥルフ神話をテーマにしたカードコレクションゲーム。

舞台は神秘に包まれた街アーカムの中心に位置するミスカトニック大学。オーン図書館審議会の長に誰がふさわしいかを決めるため、古代の知識を収蔵した禁書庫を探索する。5回入室した後、正気度を高く保ちながら禁書の断片と印章を一番集めた学者がゲームの勝者となる。足を深く踏み入れ過ぎないように気をつけ、いざというときは防御カードで危機を回避しよう。

ゲームは5ラウンドにわたって行われ、各ラウンドは全員が図書館から出るまで続けられる。手番には場から図書館カードを選び、自分のプレイヤーボードに置く。図書館カードは3種類あり、断片を揃えれば得点や特殊能力になるが、重複すると強制的に図書館から追い出されてしまう。

正気を保ってオーン図書館審議会の長の地位を手にするのは誰か?

内容物:図書館カード 80枚(断章カード28枚、学生カード16枚、印章カード36枚)、防御カード35枚、得点カード65枚(知識カード30枚、正気(赤)カード30枚、正気(黒)カード5枚)、追加ルール用カード9枚(助手カード4枚、防御カード《潜伏》5枚)、プレイヤーボード5枚、ルール説明書1冊(※カードサイズ(mm):防御カード68×45、得点カード45×68、他63.5×89)

アークライトは8月22日、2人対戦ゲーム『ジュラシック・スナック(Jurassic Snack)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・B.カタラ、イラスト・C.ショースィ、2人用、7歳以上、15分、3300円(税別)。

オリジナルはザ・フライングゲームズ(フランス)が2018年に発売した作品。昨年の『パックンギョ!』に続く2人用の作品で、今度はカタラがデザインしている。草食恐竜ディプロドクス(略してディプロ)のチームを率いて、肉食恐竜ティラノサウルスに気をつけて相手より多くの草を食べることを目指す。

4枚のゲームボードをランダムに組み合わせ、各プレイヤー4匹ずつのディプロを卵のマスに置き、空いているマスに草トークンを置いてスタート。手番には自分の色のディプロか、ティラノサウルスのどちらかを2回移動させる。

ディプロは直線上に行き止まりまで何マスでも進むことができ、草トークンのマスに止まれば獲得し、誕生やティラノザウルスの登場、追加移動などの追加アクションができる。ティラノサウルスも移動は同じで、ディプロのマスに止まったら持ち主に返される。

草トークがなくなるか、盤上からどちらかのディプロがなくなったらゲーム終了で、多くの草トークンを獲得したプレイヤーが勝利。喰うか、喰われるかの緊張感の中で、先の先を読んで賢く草を食べよう。立体的なプラスチックコマが魅力の恐竜ゲームだ。

内容物:ルール説明書1冊、草原ボード4枚、ディプロコマ10個、Tレックスコマ2個、草トークン28個

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ホビージャパンは8月下旬、『チーム3 グリーン(Team3 Green)』と『チーム3 ピンク(Team3 Pink)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.ファンタスティック&A.カトラー、イラスト・R.ペターソンズ、3~6人用、14歳以上、30分、各2800円。

『アイスクール』のブレインゲームズ(ラトビア)が今夏リリースする新作。三猿(見ざる・聞かざる・言わざる)のエピソードに着想を得た協力型アクションゲームだ。

プレイヤー3人でチームになって、制限時間内に協力して設計図通りに積み木を積み上げる。ただし1人は話すことができず、1人は見ることができず、もう1人は聞くことができないというルールのため、話すことができないプレイヤー(設計士)が設計図をジェスチャーで伝え、聞くことができないプレイヤー(現場監督)がジェスチャーを見て口頭で指示し、見ることができないプレイヤー(建築士)が指示を聞いて資材を組み上げる。

限られた情報伝達手段の中で、いかに制限時間内に建築物を完成させるか、チームワークが試されるゲームだ。2つのバージョンで資材の内容は同じだが、設計図カードの内容は異なり、またグリーンには拡張ルール「以心伝心」、「ピンク」には拡張ルール「次元展開」が入っている。2つのバージョンを合わせると12人までプレイできる。

内容物:(両バージョンとも)カード83枚、建築資材10個、ゲームのルール他

名古屋のボードゲーム専門店ゲームストア・バネストが今年、操業20周年を迎えるのを記念して9月14日(土)、名古屋市北区役所講堂(地下鉄黒川駅徒歩6分)にて記念ボードゲーム会が開かれる。10:00~17:00、1000円。現在、参加申込受付中、定員200名。

1999年8月にオープンしたゲームストア・バネスト は、定番ボードゲームはもとより、独自輸入による他店にない独自のラインナップで地元だけでなく全国的に顧客が広がる。ゲームマーケットにも毎回出展しており、注目の最新作を販売している。

このたび20周年を記念して、地元有志がイベントを企画。中野店長のルール説明で遊べる卓や、参加者全員で遊ぶ全体ゲーム『クニスター』、中野店長のトークショーや素敵なプレゼントが当たる抽選会など、1日中楽しむことができる。

さらに参加者限定のスタンプカードが配布され、名古屋市内のボードゲームカフェ・バーで割引などのサービスが受けられる。

参加申込は下記リンクにて。

ゲームストア・バネスト20周年記念ボードゲーム会告知ページ
ゲームストア・バネスト20周年記念ボードゲーム会参加申込

ホビージャパンは8月中旬、『ペトリコール(Petrichor)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.チルコプ、イラスト・D.アタード&S.ラークソ、1~5人用、10歳以上、プレイ人数×20分、8500円(税別)。

マイティーボード(マルタ)が2017年にキックスターターで製品化したボードゲーム。デザイナーはポーランド在住のマルタ人で、2300人が出資した。タイトルは暖かく乾いた気候が長く続いたあとの、最初の降雨にしばしば伴う心地よい香りのことで、天候を利用して作物を育てる自然環境と収穫のゲームだ。

プレイヤーは雲となり、天候を利用して、ライバルの雲よりも作物の成長に貢献することを競う。空での損害に備えつつ、ライバルを出し抜こう。

トレイ状になっている雲は、4種類の天候を象徴しているカードで操り、次の天候に影響を与える。「霜」で新たな雲を作り、「太陽」で水を蓄え、「風」で移動させ、「雨」で狙ったタイルに水を落とす。こうして植物にできるだけ最も多くの水を供給し、収穫フェイズ中に畑のタイル上に多くの水滴駒を置いていたり、天候効果に対して最も多くの票を入れていたりすることで勝利点を獲得する。

ソロプレイルールや、カードドラフトルールもあり、難易度の調整も可能。「フラワー拡張セット(Petrichor:Flowers)」が同梱されており、5人プレイや、自由に組み合わせて基本ルールに加えることができる3つのモジュール(花タイル、プレイヤーパワー、先見カード)も加えることができる。

内容物(フラワー拡張含む): ゲームボード1枚、厚紙製の雲12個、半透明のガラス製水滴駒100個、カード83枚、木製マーカー70個、厚紙製タイル19枚、ダイス4個、マーカー/トークン類50枚以上

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Twitterでインスト論ふたたび

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ここ数日、Twitterを賑わしていたボードゲームのインストについて、togetterでまとめた。収録されたアカウントは320、つぶやきは500以上にのぼる。

今回の発端は、ルールを把握していないボードゲームをオープンの(知らない人も参加している)ゲーム会で出されたこと。詳細はリンク先をご覧頂くとして(膨大な量なので、時間のある時にどうぞ)、インスト論、初心者論、マナー論、長考問題、エンジョイVSガチ問題、酷評レビュー問題、転売問題、日本語ロゴ問題、日本語ルール公開問題など愛好者の間でよく議論される問題がいくつかあるが、何点かを縦断していて興味深い。

togetterでは2013年にも、同様の問題がまとめられており、かなり類似した議論が繰り広げられている。しかし、今回の議論で注目されたのは、古参にとってループしている話題でも最近始めた人にとっては新しいという視点と、ボードゲームカフェがあるためにオープンゲーム会だけでない選択肢が出来たという視点だ。

インストをめぐるあれこれについては、『みんなのインスト 』(2014、ペンタメローネ)という同人本が出ていたくらいで、ノウハウを蓄積するともに、敷居を上げすぎないという奥の深いテーマである(例えば、ドイツ年間ゲーム大賞のウェブサイトに掲載された記事「ボードゲーム準備のコツ」 )。語り尽くされるということはないだろうから、今後も継続していろいろな場面(Twitterだけでなくゲーム会の後のお食事とか)で議論されていくことが望ましい。

ホビージャパンは8月上旬、『十二季節の魔法使い:魅ノ国(Seasons: Enchanted Kingdom)』と『十二季節の魔法使い:運命の行方(Seasons: Path of Destiny)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.ボネセー、イラスト・X.コレット&X.G.ドゥラン&V.ジュベール&P.ドゥルーアン&M.レセンヌ&P.マファヨン&J.リヴィエール、2~4人用、14歳以上、60分、各3000円(税別)。

カードとダイスをドラフトするファンタジーゲーム『十二季節の魔法使い』は、2012年にリベル社(フランス)から発売され、翌年に日本語版が発売された。プレイヤーはファンタジー世界の王国の偉大なる魔法使いを目指し、伝説の「十二季節の魔法試合」に挑む。

『十二季節の魔法使い:魅ノ国』はオリジナルが2013年に発売された第1拡張セット。基本セットの一緒に使える新たなパワーカード40枚、毎回のゲームを独自なものへと変えるエンチャントカード10枚、魔術師をカスタマイズする特殊能力トークン12個が入っている。神々がまだ王国を歩んでいた遙か遠き時代の名残で、王国にまだ残っている強力なエンチャント―を慎重にかつ大胆に操って勝利を引き寄せよう。

『十二季節の魔法使い:運命の行方』はオリジナルが2014年に発売された第2拡張セット。新たな21種類(各2枚)のパワーカードが追加されるほか、魔術師をカスタマイズする特殊能力トークンや、新たな10枚のエンチャントカードが入っている。中には、謎の運命ダイスの力を解き放つものもあり、運を女神に任せる場面も出てくる。

『十二季節の魔法使い』の拡張セットはオリジナル版でもこの2作のみ。

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(コンポーネント写真は英語版)

pictionaryairJ.jpgマテル・インターナショナルは7月下旬、AR(拡張現実)を使ったお絵描きゲーム『ピクショナリー エアー(Pictionary Air)』を発売する。作者不明、3~12人用、10歳以上、15~60分、2800円(税別)。今月6日よりトイザらスにて先行発売中。

ロングセラーのお絵描きゲーム『ピクショナリー』(1985)の最新シリーズ。『ピクショナリーマン』(2008)に続いてアナログとデジタルを融合した作品である。

2つのチームに分かれ、チームの1人が付属のライトペンでお題の絵を空中に描き、ジェスチャーと組み合わせてヒントを出す。残りのチームメンバーは無料アプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレットでその様子を映し出し、ライトペンの軌跡で浮かび上がった絵をヒントにお題を当てる。制限時間の中で、より多くのお題を当てることができたチームが勝ち。

大きな絵を描いて、自分自身のジェスチャーと組み合わせることにより、紙に描いた絵とは違った表現が可能。また撮影した動画を録画したり保存したりして、遊んだ後に見返したり、SNSなどでシェアしたりもできる。

ホビージャパンは7月下旬、『スピード・スピログラム(Magic Mandala)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&アートワーク・M.パラウ、1~4人用、6歳以上、15分、1600円(税別)。

スペインのゲームデザイナーがデザインし、ライフスタイル・ボードゲーム(ロシア)から昨年発売されたパターンビルディングゲーム。3枚のディスクを組み合わせて、お題の模様をいち早く作り出す。

各プレイヤーは3種類のディスク1セットをもち、チャレンジカードがめくって一斉にスタート。ディスクを重ねたり、ひっくり返したり、回転させたりして、チャレンジカードに描かれている図形と同じパターンを作る。一番早く5つのチャレンジをクリアしたプレイヤーの勝利。

図形は原題が示すように曼荼羅の模様で、美しいだけでなく不思議な魅力があり、見事完成したときの嬉しさもひとしお。年齢を問わず誰とでも手軽に、短時間でプレイできるパズルゲームだ。

内容物 両面印刷のチャレンジカード27枚、パターンの異なる3種類のディスク4セット、ルールシート

7月13日(日)、さっぽろテレビ塔2階(地下鉄大通駅徒歩1分)にて、「北海道ボドゲ博0.5」(主催:サイコロキネシス)が開催される。13:30~17:30(パンフレット販売13:00~)、入場料500円。

昨年12月に開かれ、12団体・200人が参加したプレイベント「北海道ボドゲ博0.5」を経て満を持して開催されるイベント。「ゲームマーケットを北海道でも!」との思いから生まれ、創作ゲームやボードゲームアイテム・アクセサリー類が出展され、試遊・購入ができる。

今回も地元北海道を中心に、ゲームマーケット常連も集まり32団体が50作品以上を出展・頒布する。3月のゲームマーケット2019大阪、5月のゲームマーケット2019春で発表された新作も多く、中には人気が殺到して品薄・品切れだったものも。

出展作品はツイッターのハッシュタグ「#ボドゲ博 」で見ることができる。試遊卓も多く用意されているので、気になったボードゲームを遊んでみるだけでも楽しいひと時となりそうだ。

北海道ボドゲ博1.0

ヘゲモニア戦記(Epic of Hegemonia)

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スライム合体!

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ドラゴン、エルフ、スライム、エイリアン、そしてヒューマン。これら5つの種族がヘゲモニアの地の覇権を争う異種格闘エリアマジョリティーゲーム。ゲームマーケット初出展となるスタジオムンディがゲームマーケット2019春で発表した。種族の能力に性格が現れていて感情移入してしまう。

各プレイヤーの種族をランダムに決めてスタート。手番にはまずランダムに資源が産出され、対応するエリアに置かれる。その資源を求めて自分のコマや他人のコマを移動させた後、各エリアで過半数を取れれば資源をもらえる。このとき、手番外でも過半数を取っていれば資源をもらうことができるため、誰にどの資源がいくかを考えて動かなければならない。

手に入れた資源は、それぞれの種族のコスト表に従ってコマを増やしたり、移動力を上げたり、拠点を建設したりする。先に拠点を全て建設できたプレイヤーが勝利。

ドラゴンは1体で勢力3、エルフは移動力が高い、スライムは合体できる(キングスライム!)、エイリアンは拠点(母艦)を移動できる、ヒューマンはバランス型といった特長がある一方、弱点もある。

3人プレイで30分ほど。私はスライムで、コマを追加するコストが少ないのでどんどん増やしていったが、移動力が少ない。そこで合体して対応したが、移動力をふんだんに持っているエルフから移動させられてしまって資源がなかなか取れない。そのうちスロースターターのエイリアンが徐々に力をつけ、一気に建設して勝利。エイリアンがいる場合、ほかの種族は先行逃げ切りを狙う必要があるのかもしれない。

このように自分の種族の特徴だけでなく、ほかの種族との相性も考えてゲームを進める必要があり(誰に資源を取らせないかなど)、いろいろな組み合わせで遊んでみたくなるゲームである。

ヘゲモニア戦記
ゲームデザイン・さだまつひろゆき/Studium Mundi(2019年)
2~5人用/8歳以上/30~45分

ラマ(LAMA)

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引くか、降りるか

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場にカードを出していって早くなくすことを目指すゴーアウト系カードゲーム。R.クニツィアのデザインで、今年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされている。ファミリーを中心とした一般をターゲットとするドイツ年間ゲーム大賞だが、今年は例年以上にライトな作品がノミネートされており、愛好者にはやや拍子抜けするかもしれない。

1~6の数字カードとラマカードがあり、場にカードを1枚置き、手札6枚で始める。自分の番には場の数字と同じか、1つ多いカードを出すことができる。ラマカードは最高の6に出すことができ、ラマカードには1のカードが出せる。カードを出す代わりに、山札から1枚引くか降りることができる。誰かが手札を使い切るか、全員抜けたらラウンド終了となり、残った手札が失点となる。ただし同じ数字のカードを複数持っていても失点は1回だけ。誰かが-40点になったラウンドでゲームが終了し、失点の少ない人が勝つ。

カードが残っていても降りられるところがポイントで、カードを引いて次の手番に期するか、失点を増やさないように降りるかがジレンマとなっている。展開は一様ではなく、早上がり競争になることもあれば、何人かが降りて、残りでカードを引きまくることもある。手札に同じ数字が何枚もあれば、失点も大きくないので早めに降りたくなるが、ほかの人の状況次第で全部出せるかもしれない。1ラウンド2~3分という短時間の中にドラマが生まれる。

手札を全部出せた人は、マイナス点チップを1枚捨てることができる。マイナス点チップは-1点と-10点しかないため、失点の大きい人は-10点を捨ててリカバリーしやすくなっている。

6人プレイで15分くらい。-40点近くでリーチの人が出てからが盛り上がった。運の要素は強いが、その分気楽にさくさくと遊べる。

LAMA
ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・R.ゾマーカンプ&B.シュペルガー
アミーゴ(2019年)
2~6人用/8歳以上/20分

ボドゲde遊ぶよ!! phase 13-5

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テンデイズゲームズは7月20日ごろ、『レス・アルカナ(Res Arcana)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.レーマン、イラスト・J.デルヴァル、2~4人用、12歳以上、20~60分、5000円(税別)。発売記念特典としてカードサイズに対応したスリーブ100枚付き。

サンドキャッスルゲームズ(アメリカ)の第一作で、ゲームデザインは『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』『王への請願』のレーマンが担当した。プレイヤーはメイジとなり、魔法のエッセンスを集めてモニュメントを作り、ドラゴンを召喚して力ある場所を征服し、勝利を目指すエンジンビルド&リソースマネージメントゲーム。

8枚のアーティファクトの山札から、3枚を引いてスタート。獲得したエッセンスを使って手札を出したり、場のモニュメントや力の場を獲得したりして、できることをを増やしていく。コンボをうまく作って効率を上げ、先に10勝利点を獲得したら勝利となる。

獲得できるリソースを増やし、有効活用できるようなアクションを生み出し、得点につなげるには、最初の8枚のカード選択が重要。初プレイ用に推奨デッキがあるが、慣れたらドラフトルールで、カードごとの効果を踏まえて戦略を組み立てることができる。

テンデイズゲームズでは発売に先行してモニターを募集しており、プレイした感想をウェブで検索して読むことができる。

テンデイズゲームズ:レス・アルカナ日本語版

Xaquinel(サグイネル)の歌詞かるた『狩歌(かるうた)』とロックバンド「ポルノグラフィティ」のコラボレーション作品『ポルノグラフィティ狩歌』が8月下旬、MOGURA ENTERTAINMENTより発売される。2~8人、6歳以上、15~30分、2500円(税込)。9月の東京ドームライブで会場販売されるほか、予約制で通信販売も受け付ける。予約期間は7月5日から15日まで。

『狩歌』はカードをテーブルに広げ、好きなJ-POPを流して出てきた歌詞のカードをいち早く取るゲーム。ゲームマーケット2016春で発表され、カラオケをしながら遊べると人気で東急ハンズ、LOFT、Amazonで一般販売されている。

『アポロ』『サウダージ』など、1999~2019年のポルノグラフィティのシングル曲で楽しめるように作られている。『狩歌』のコラボは昨年秋のナオト・インティライミ、今年のDa-iCEに続き3回目。

ロックバンドとコラボした作品としてはSEKAI NO OWARIとカナイセイジ氏の協力カードゲーム『Fafrotskies 』が今年4月に発売されているが、ファンクラブ会員限定販売となっている。

A!SMART:ポルノグラフィティ狩歌

ピチカートデザインは本日、2人用ボードゲーム『ベニスコネクション(Venice Connection)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・A.ランドルフ、イラスト・J.リュッティンガー、2人用、8歳以上、10分、2000円(税別)。

運河タイルを交互に配置し、ひとつなぎの運河を完成させる最後の1ピースを置いた方が勝つ。しかし、残りのタイルで運河を完成できないことに気付いたら「この運河は完成しません」と宣言。その後、相手が運河を完成できなければ宣言をした方の勝ちとなる。短時間で悩ましいゲームだ。

故アレックス・ランドルフ(1922-2004)の作品で、オリジナルは1988年に発表された。その後、ランドルフの友人でもあるヨハン・リュッティンガーがイラストを一新して1996年にドライマギア社から発売。ドイツ年間ゲーム大賞で美術賞を獲得している。

今回の日本語版はオープンプレイ社(韓国)が2017年にリメイクしたもの。オープンプレイ社が追加したT字型のタイル「ミント・タイド(Mint Tide)」を同梱し、戦略性がより高まっている。

JELLY JELLY GAMES:ベニスコネクション


『はぁって言うゲーム2』7月26日発売

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幻冬舎は7月26日、声色や表情から言葉のニュアンスの違いを当て合うカードゲームの続編『はぁって言うゲーム2』を発売する。ゲームデザイン・米光一成、企画・白坂翔、3~8人用、8歳以上、15分、1600円(税別)。

昨年11月の発売以来、テレビ、ラジオ、YouTubeで紹介され、累計7万5千部となっているヒット商品に続編が登場。「表現をする」「感情を読み取る」といったゲーム性から小学校や日本語学校など教育の場でも使われているという。

各プレイヤーに異なるシチュエーションが割り当てられ、身振り手振りを使わずに声と表情だけでお題を表現し、お互いにどれをを演じているか当て合う。

今度は「おやすみ」「愛してるよ」といった一言の他に、「ガッツポーズ」「泣き顔」など台詞のない仕草、「鼻歌」「名前を呼ぶ」といった変化球まで、より盛り上がる28種の新お題を収録。また、新たに「左の人の目を見て」「2つのお題を連続で」といったパーティー感が増すイベントカードが4種入り、第1弾と混ぜて遊ぶこともできる。


ホビージャパンは7月下旬、『ニンジャ・アカデミー(Ninja Academy)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ボザ&C.ルブラ&L.モーブロン&T.リヴィエール、イラスト・J.B.レイノー、3~5人用、8歳以上、20分、1800円(税別)。

イエロ社(フランス)が今夏のジェンコンに合わせてリリースするミニゲームシリーズの新作。日本文化をこよなく愛し、ゲームマーケットにも度々訪れているフランス人デザイナー4名「チーム・カエダマ link」が制作した。プレイヤーはニンジャ見習いとなり、卒業試験に合格するために集中力、器用さ、俊敏性で数々の試練に挑む。

ラウンドによって全員一斉に戦うものと、一対一で対決しほかのプレイヤーはどちらが勝つか賭けるものがある。試練は21種類。手の甲の上にミープルを乗せて落とさないようにしたり、ミープルを振って立てたり、棒を倒さないようにミープルを取ったりといった奇想天外な競技が待っている。

ゲーム終了時、最も多くの点数を稼いだプレイヤーが首席となり、ニンジュツ師範の地位を獲得する。そのためにはあらゆる試練で最高の成績を残すだけでなく、ほかのプレイヤーの得意不得意を見極める目も試される。

内容物:忍者駒10個、丸太10本、ルールブック1部、呼び出しカード3枚、試練カード21枚、畳カード5枚、勝利コイン 38個


写真は英語版

cashngunsM.jpgホビージャパンは8月中旬、『キャッシュ&ガンズ(Ca$h 'n Guns)』第2版を多言語版(日本語含む)で発売する。ゲームデザイン・L.モーブロン、イラスト・J.コヴァリク、4~8人用、10歳以上、30分、4500円(税別)。

お互いに銃口を突きつけてお宝の山を分けるパーティーゲームの傑作。オリジナルは2005年、ルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)から発売され、2014年にイラストを一新して第2版が発売された。どちらもこれまで英語版が輸入されてきたが、このたび日本語を含む多言語版として発売されることになった。

プレイヤーは今世紀最大の強盗に成功したギャング団の一味。各自、実弾3発と空砲5発からいずれかを装填した拳銃(ウレタン製)をもち、合図で一斉にほかのプレイヤーに銃口を向ける。ゴッドファーザー役が3つ数えたら、各プレイヤーは一斉に、銃を置いて降りるか、強気でそのまま残るかを選ぶ。

降りたプレイヤーと、実弾を装填していたプレイヤーに銃口を突きつけられていたプレイヤーは分け前がもらえない。そのまま残って、相手が空砲だった場合と、銃口を向けられなかった場合には山分けに預かることができる。

3回撃たれると死亡し、ゲームから脱落となってしまう。8回行って、生き残ったプレイヤーで最も持ち金の多いプレイヤーが勝利。

「パワーカード」を使用した応用ルールもあり、読みと駆け引きが加わった多人数パーティゲーム。拳銃をお互いに突きつけ合うさまはロシアンルーレットのようで、ほかのゲームでは味わえない独特のスリルがある。

内容物:ウレタン製の拳銃8丁、負傷マーカー18枚、キャラクタータイル8枚、ゴッドファーザーのデスク1枚、プラスチック製スタンド9個、先手プレイヤートークン1枚、ボーナスカード1枚、パワーカード16枚、銃弾カード64枚、略奪品カード64枚、ゲームのルール

ホビージャパンは8月上旬、『ブラックエンジェル(Black Angel)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.デュジャルダン、X.ジョルジュ、A.オルバン、イラスト・I.オトゥール、1~4人用、12歳以上、60~120分、8500円(税別)。

『トロワ』のデザイナーチームが担当し、アスモデグループ傘下のパールゲームズ(ベルギー)が今夏のジェンコンで発表を予定している宇宙航海ゲーム。居住不能になった地球から新たな母星「スペズ」を目指す巨大宇宙船「ブラックエンジェル」を操るAIとなって、知能を競う。

航海は数千年に及ぶため、人類はコールドスリープに入っており、乗組員は複数のAIによって管理されている。各AIの選択が正しいものであったか、スペズ到着後にその有用性が検証過程(VP)で評価される。

プレイヤーは自分の手番にカードやダイスを使い、ブラックエンジェルを移動し、多くのロボットや資源を管理し、宇宙を調査し、恐るべき"荒廃者"を退け、友好的な異種族との接触を通じて発見した新たな技術の使い方を学ばなければならない。

手番には宇宙船にあるダイスを1個取ってその出目を使ったアクションを行う。技術タイルを獲得したり、宇宙船を修理したり、荒廃者を戦ったり、使節団としてロボットを送ったりする。これによって勝利点や新しい特殊能力を獲得していく。アクションを行わずダイスをリロールするたびに船がスペズに向かって進み、ゲームは終了に近づく。

長くて危険な航海が終わり、新しい住むことができる惑星に到達したとき、最も多くのVPを得たAIは勝者となり、目覚めた人類を監督する栄誉が与えられる。荒廃者に敗北して惑星にたどり着くことができないというバッドエンドもあり、最後まで気が抜けない航行になるだろう。

内容物:ブラックエンジェルゲームボード1枚、プレイヤーボード4枚、宇宙タイル7枚(両面仕様)、惑星スペズタイル1枚、惑星スペズトークン1枚、快速宇宙船ブラックエンジェルフィギュア1機、シャトルフィギュア20機、ロボットフィギュア64体、ダイス18個、初期技術タイル12枚、技術タイル(両面仕様)48枚、上級技術タイル16枚、使節団カード60枚、荒廃者カード30枚、ディスク8枚、資源駒40個、ダメージ/デブリ駒30個、スタートプレイヤートークン1枚、ソロプレイ用カード12枚、プレイヤーエイド4枚、ルールブックと別表他

ボードゲーム大好き声優の岡本信彦氏と堀江瞬氏によるボードゲームTV番組の続編『ボドゲであそぼ2ターンめ!』が本日から、首都圏の地上波放送チャンネルTOKYO MX1にて放送される。毎週水曜22:30~23:00。TV視聴できない地域でもインターネット配信「エムキャス 」でリアルタイム視聴可能(無料)。

ボードゲーム同好会を発足した2人が、会員を増やすべくボードゲームの魅力を伝えていく。第1回のゲストは声優の平川大輔氏と白井悠介氏を招いて『京都ダンガン』(グランディング)を遊ぶ。

「ボドゲであそぼ」1クール目は昨年の7月から放送され、『コンセプト』『ディクシット』『お邪魔者』『ダンシングドラゴン』『コードネーム』『エセ芸術家ニューヨークへ行く』『ベストアクト』『パンデミック』『モニャイの仮面』『ゲット★スマートラブ』が取り上げられ、DVDが4巻まで出ている。ゲームマーケット2018秋には2人のデザインによるオリジナル作品『ウサこまはゾンビになりたくなくて困っています』が出展され、ゲームマーケットの現地レポートも行われた。

声優によるボードゲーム紹介番組としては『ボドカフェ!』が先月21日から、毎月第1第3金曜日に楽天TVの声優チャンネルで配信されている(第1回は視聴無料)。

ボドゲであそぼ公式サイト

ホビージャパンは8月上旬、『アートライン:エルミタージュ美術館(Artline)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.F.テーンク、イラスト・P.ゴーギャン&C.モネ&V.ゴッホほか、3000円(税別)。

ロシア・サンクトペテルブルクにあるロシア国立エルミタージュ美術館に所蔵されている世界の名画をテーマ別に並べて競う連想ゲーム。オリジナルはホビーワールド社(ロシア)から今春発売された。エルミタージュ美術館の協力を受け、含まれる全ての絵画は所蔵品に基づいている。

プレイヤーは美術館のキュレーター(学芸員)となり、歴史的な絵画を格子状に並べていく。その横列と縦列はそれぞれ、「白い髪飾り」(下写真の例)など共通のテーマをもつ展示室を表している。注意深く観察して、絵画と絵画の共通点を見つけ出し、手札すべてをプレイすることを目指す。

展示室の列が交差する位置にプレイするには、縦列と横列両方のテーマを満たさなくてはならない。観察力と創造性を駆使し、先の先を読んでカードを配置しよう。

内容物:絵画カード96枚、 ルールブック

神戸芸術工科大学にて7月20日、第2回となる『ごいた』大学対抗戦全国大会が開催される。11:00~17:30、一般参加枠あり。

2017年に行われた前回はボードゲームカフェ「デザート*スプーン」で行われた大学対抗戦。2年ぶりに開催される今回はその優勝校である神戸芸術工科大学が会場になり、6校で全国一を争う。

エントリーしている大学は神戸芸術工科大学、神戸大学、神戸女学院大学、近畿大学、大阪大学、大阪市立大学。各大学の代表として選出された現役大学学部生2名ずつでペアを組んで戦う。

このほかに行われる個人戦は社会人の参加も可能(申込はすでに締切)。

大会責任者の齊藤空氏は(神戸大学)、「ごいたをやっている大学生どうしの集まりということで、ゲームを通した交流の場でもあればと思います。戦略、運の絡むペアゲームという、ごいたならではの性質はコミュニケーションにぴったりだと考えています。」と意気込みを語っている。

関西では現在、「能登ごいた 大阪最強店決定戦 あごのいたるねん2019」というボードゲームカフェ・プレイスペース10店舗の代表が戦うイベントも開催されており、8月3日に決勝戦が行われる。能登の伝統遊戯という枠を超えて全国に広がっている『ごいた』だが、関西では特に盛り上がりを見せている。

神戸ボードゲームの会へようこそ!:第二回ごいた大学対抗大会 お知らせ link

6月30日に日テレ系のテレビ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」にて、「第4回 世界のテーブルゲームを遊び尽くせ!」というテーマで出演者が3タイトルのボードゲームを遊ぶ様子が放送された。この番組でボードゲームが取り上げられるのは、2週連続放送含め通算5回目となる。

番組で遊んだゲームを買って家族で遊んでいるという月亭方正氏をみんなでいじりつつ、国別に表示されたさまざまなゲームを一通り眺めた後、ココリコ田中氏の説明で実際に遊んだ。今回プレイされたのは自分の色の鈴だけ磁石にくっつける『ベルズ!』、サイコロを振って該当するタイルを早取りする『いそいでさがそう』、無言で間合いを読んでカードを出す『ザ・マインド』の3タイトル。

『ベルズ』は、鈴を取るはずなのに会話が女の子を連れて帰る話に。『いそいでさがそう』はサイコロの目とタイルが見えにくかったようで盛り上がらなかったが、『ザ・マインド』は4回続けて遊ばれ、松本人志氏が「単純やけど面白い」とコメントした。「1」を持っていた松本氏がしばらくしてから出してツッコまれたり、数字の大きいカードを持っていた月亭方正氏が虚空を見つめていたのを「師匠入られました」と表わされたりして大盛り上がり。

『ベルズ』と『ザ・マインド』は日本語版が出ているが、『ザ・マインド』日本語版は品切れ中。『いそいでさがそう』はすごろくやで品切れとなっている。番組の影響で本日、『ベルズ』がAmazonの「ポータブル・ポケットゲーム」1位、『ザ・マインド』輸入版がAmazonの「ボードゲーム」1位となっている。

この番組でこれまで取り上げられたボードゲームは以下の通り。
第1回(2018年3月4日):『空飛ぶじゅうたん』『おばけキャッチ』『そっとおやすみ』『トイレットトラブル』『ナンジャモンジャ』『パイフェイス』
第2回その1(2018年6月10日):『デジャブ』『スピードカップス』『ウィ・ウィル・ロック・ユー』、『ダンシングエッグ』、『びりびり早押し電気ショックゲーム』
第2回その2(2018年6月17日):『キャプテンリノ巨大版』『ブロックス』『トゥクトゥクウッドマン』
第3回(2018年11月18日):『ハリガリ』『デュプリク』『ゴブレットゴブラーズ』『バンボレオ』

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