ボードゲームシンポジウム
Posted at 06/03/26
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昨日から妻の実家に向かい、妻子を置いて浅草へ。NPO法人世界のボードゲームを広める会『ゆうもあ』主催のボードゲームシンポジウムの当日である。
思うように参加者が集まらず、収支はぎりぎりのライン。早めに浅草に着いたので、浅草寺にお参りして般若心経を唱え、気持ちを落ち着かせる。
着いたら会場設営なんかでバタバタしているうちにもう時間。心配していた参加者だが、東北勢6名のお陰で何とか赤字を免れた。当日参加の東北勢は、ヘルム峡谷でエルフを見た思いでしたよ。
最初にゲーム賞の発表。今回は全部の賞にデザイナーからコメントをもらえたので翻訳して読み上げた。フェデュッティのが受けたかな。そして能勢さんに表彰。
シンポジウムの発表者は新大陸の坂本さん、メビウスの能勢さん、バネストの中野さん。3人がずらりと並ぶと壮観である。
坂本さんはメーカーがロングスパンで取り組むことと、ゲームの露出を多くする必要性を説き、ルーンバウンドの日本語版、ファミレスで導入されつつあるテーブルトーク端末へのブロックス導入など、具体例も示された。
能勢さんは分かりやすい日本語ルール作りのためのノウハウをご披露。ただ言葉を変えればいいだけでなくて、文化的背景やゲームの前提知識も含めて、日本人が読みやすい翻訳をする難しさを感じた。
中野さんはバネストのこれまでを振り返りながら、今後の展望を述べられた。国産ゲーム・日本人デザイナーの応援、そして日本語の環境でゲームが出ることで一般人により親しみやすいボードゲームのあり方を提案している。
後半のディスカッションは、まず邦題統一の可能性という、我々が用意してきたテーマに多くの時間を割いた。話の結果、新大陸でもメビウスでもバネストでも、先行して販売されたタイトルにできる限り合わせるということでお三方が合意されたのは大きな収穫であろう。ゆうもあが邦題が分裂しそうなメーカーの命名権を管理するという案も出たが、事実上無理そうだ。また、ドライマギアやツォッホなど、たくさんの輸入業者が関与しているメーカーでは、このような同意が得られないのも課題として残された。
次に国産ゲームに何を期待するかという話題では、ルールが簡単で多人数向きの日本語ワードゲーム、クイズゲームなどを期待するという声が上がった。確かにこれは、世界中どこを探しても日本にしか作れない。この手のゲームではワードバスケット、アップルトゥアップル、ワードリンク(同人)が出ているが、まだまだ可能性は残っているだろう。
最後にサマリー、フローチャートを作ってつけてほしいという話から、カード訳はシールがいいか対訳表がいいかなんていう話まで。ここまで4時間、本当にあっという間に過ぎてびっくりした。
懇親会も盛り上がった。前夜祭があるため「1時間だけ」という中野さんが最後までいてくれて一本締めまでしてくれたこと、メビウスママさんがお店を閉めてから駆けつけてくださったこと、そのほかウェブではなかなか話せない四方山話をできたことが嬉しい。これまた2時間があっという間に過ぎた。
二次会はお断りして仙台組のお二人とつくばへ。家に着いたら郵便受けに「ボードゲームシンポジウムのご案内」当日かよ!
意外に早く着いたのでちょっとゲームを遊ぶ。明日はゲームマーケットで早起きだ。
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