フランスの新作人気は『スモールワールド』

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フランスのゲームデザイナー、B.フェデュッティ氏は毎年恒例のゲーム会「ルドパティック」(Rencontres Ludopathiques)を開いた。氏の知人が3日間にわたって寝る間も惜しんで遊び通すこのゲーム会は今年で15回目になる。
レポートによると、今年最も多く遊ばれ人気があったゲームは『スモールワールド』、『バトルスター・ギャラクティカ』、『ヴァルドラ』の3作品。続いて長いゲームの気分転換によく遊ばれたのが『ダイスタウン』、『魔法のラビリンス』、『呪いのミイラ』だったという。
またレポートでは同系統の作品が比較されていて面白い。磁石を使った『魔法のラビリンス』と『呪いのミイラ』はどちらも人気で引き分け、配達ゲームの『ボンベイ』と『ヴァルドラ』は後者に軍配が上がり、ソロプレイゲームの『ダイスビンゴ』と『フィット』は前者に人気が集まった。
そのほか、ゲームデザイナーたちの試作品も多く遊ばれ、意欲的な作品が散見されたという。
ここでも『ドミニオン』は遊ばれているが、ダントツ人気だったドイツの新作ゲーム会ほど席巻していない。両方のゲーム会に共通して人気だった『ヴァルドラ』が注目される(日本では国内未発売)。
Bruno Faidutti:XVèmes Rencontres Ludopathiques

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