アメリカの賞も『ドミニオン』を選ぶ

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ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『ドミニオン』の人気は、アメリカにも広まっている。
6月19日、インターネット上のボードゲーム愛好者団体「シュピールフリークス(Spielfrieks)」が「ミープルチョイス賞(Meeples’ Choice Award)」を発表し、1位に『ドミニオン』が選ばれた。2位に『パンデミック』、3位は『ルアーブル』。この賞は前年に発表された新作の中から、5〜6月にかけて行われるメンバーの投票によって決められる。
また、6月24日から5日間にわたってアメリカ・オハイオ州のコロンバスで開かれた第35回オリジンズ・ゲームフェア。27日は恒例のオリジンズ賞が発表され、『ドミニオン』がカードゲーム部門を制した。ボードゲーム部門では『パンデミック』が、『アグリコラ』や『国富論』を抑えて1位になっている。選定はゲーム制作に携わる専門家で構成されるアカデミー・オブ・アドベンチャー・ゲーミング・アーツデザイン(Academy of Adventure Gaming Arts and Design)で、最終投票には一般愛好者も加わっている。
なお昨年の受賞作はミープルチョイス賞が『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』、オリジンズ賞が『スタークラフト』。いずれもたくさんのゲームを遊びこんでいるコアな愛好者の投票によるもので、ドイツ年間ゲーム大賞の発表前に行われている。『ドミニオン』の、ターゲット層を選ばず、ドイツの評価にも左右されない人気の広がりが伺えるだろう。
『ドミニオン』は各国語版ですでに発売されており、フランス、オランダ、日本など、これから発表される各国のゲーム賞にも名を連ねるのは間違いない情勢だ。
Boardgame News:2008 Meeples Choice Award Results
Critical-Hits:Origins Awards 2009

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