和訳コピー撲滅キャンペーン

| コメント(0) | はてなブックマーク - 和訳コピー撲滅キャンペーン 

その日本語ルールは、原本ですか?

オークションで落札したとき、確認してみましょう。もしコピーだったら、違反報告や返品を検討してください。日本語ルールは、各ショップが手間や時間や費用をかけて製作した著作物です。
-----
ヤフオクで、ショップの日本語ルールをコピーして、個人輸入したゲームに付けて売っている輩がいるという。それで、わざわざ日本語ルールが純正品だと書かなければいけないことになっている。

無断転載・コピーは違法行為であり、落札した品にこういった日本語ルールが付いている場合は、事後であっても違反報告をしたほうがよい。アークライトの検印のページだけカラーコピーするなんていう、まるで偽札作りみたいな話もあるのでよく(目の粗さなどを)確認してほしい。

現在はメビウス訳アーカイブをはじめ、有志が日本語ルールをネットで公開するようになった。原則として公開にはメーカーやデザイナーの許諾が必要なはずだが、アメリカのボードゲームサイトBoardgame Geekでメーカー・ショップ・ユーザーが入り混じって各国語ルールを自由に公開しているのを見ると、公開は緩やかになっているのを感じる。メーカーやデザイナーとしても、無償で販路を広げられるわけだから、著作権を度外視して黙認しているのかもしれない。

こうしたことから、ネットで公開されている日本語ルールを印刷・添付してボードゲームを販売することは(公開した人の善意を利用するような感じがするためか)タブー視されているが、公開先のアドレスを指示して、落札者が自分でダウンロードするのは問題がないとされている。そこでもしかしたら、ネット上のデータは無料で手に入るので、紙ルールのコピーも無料ならば問題ないという間違った認識が起こるのかもしれない。

さらに厳密に考えれば翻訳権という問題もある。かつてはルールを勝手に翻訳して他人に提供することが許されなかったそうだが、今は解禁とまでは言わなくとも、あまり問題にされることはないようなので、ここでは考慮しない。

出品する側としては、日本語ルールが付いているならば、原本をつける。日本語ルールが付いていない場合、ネットに公開されていればアドレスを指示して落札者にダウンロードしてもらう。もともと付いておらず、ネットにも公開されていなければ自分で作る。自分で作れなければ、日本語ルールなしであることを断って出品する。やむをえずコピーをつける事情があるときは、制作したショップやメーカーに連絡して許可をもらうということが必要である。

コメントする

カレンダー