火と炎(Feuer & Flamme)

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焼けるはずない

バーベキュー台の上に、野菜や肉を崩さないで積み上げるバランスゲーム。デザイナーのドラとラインドルのコンビで作るのは『メイクンブレイク・チャレンジ』『エヌーク』『ひつじのショーン:ウンコアラーム』などキッズゲームばかりである。この作品も、4~5歳から遊べるゲームだ。今年のオーストリアゲーム賞では、『ワンダーランド』と共に審査員特別賞に選ばれている。

手番にはタイルをめくって指示された具材を、台の上に載せる。コンロは大変熱い(という設定な)ので、トングではさんで。トングではさむために、思い通りに置けないのがポイントだ。

火と炎

具材はとうもろこし、マッシュルーム、なす、ピーマン、ソーセージ、肉、魚の7種類。全て木製というところが素晴らしい。それゆえに重みがあるので、台の端の方に置くとひっくり返ってしまうこともある。

具材を1個落とすとチップを1つ奪われ、3つなくなった人は脱落。最後まで残った人の勝ちになる。一度に3つ以上落とせば即脱落だ。

ナスやソーセージは平らな部分がないので非常に難しい。ピンチのときはお助けタイル。パス、2つ落としてからスタート、2つまでは落としてもチップが減らない保険の3枚があり、必要に応じて使う。これを使うかどうかの判断も勝負の分かれ目になる。

子供たちとプレイ。4歳の次女はすぐびびってお助けタイルを使いたがるが、そのせいで崩すことがあまりなく、結構最後まで生き残る。パスタイルは次の人にプレッシャーをかけるのでなかなか有効なようだ。写真は大人が大人気なくプレイした写真。赤ピーマンの上にソーセージが乗ることを「発見」した神尾さんが1位となった。

Feuer & Flamme
S.ドラ、M.ラインドル/フッフ&フレンズ(2013年)
2~5人用/5歳以上/20分
国内未発売

火と炎(Feuer & Flamme)」に1件のコメント;

  1. ちょっと調べてみましたが、
    左側の怪しいおっさんは、Johann Lafer と言う、
    ドイツのカリスマ料理人のようですね。

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