エイジ・オブ・リバイブ(Age of Revive)

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瓦礫からの再生

エイジ・オブ・リバイブ

戦乱で廃墟と化した街を周り、資源を集めて再建するロンデル建築ゲーム。芸無工房の北条投了氏の作品で、ゲームマーケット2014秋に発売された。環状に並んだカードを周り、施設を建設して、その効果でさらに上級の建物に手を伸ばすという拡大再生産系である(ネタゲーではない)。

環状に並んだカードは、廃墟となった街を表している。途中途中に自分の拠点である「テント小屋」があり、あとは裏になったカード(「瓦礫」)である。自分のコマはテント小屋からスタート。手番には街を時計回りに1~3マス進み、移動先の瓦礫を取り除いたり、施設を使ったりする。

瓦礫を取り除くとカードが得られ、施設を使うと資源が得られる。カードに指示された資源を支払うと、街の内外に建築できる。これでさらに効率のよい資源獲得ができるようになったり、勝利点になったりする。

資源は食糧、石、鉄、労働者、馬の5種類。食糧は「穀倉」、石は「石工」、鉄は「鍛冶屋」というように、施設を使うことで手に入る。施設ができるまでは、最初からもっている資源と、「街の中心」に戻る(次手番は再び自分のテント小屋からスタート)ことで得られる資源で賄う。特にどの施設を作るにも必須の労働者は不足気味で、最初は「テント小屋」で食糧を支払うことでしか得られない。この不自由さが、施設を作ることでどんどん解放され、大量の資源を必要とする強力な施設を作ることができるようになる。拡大再生産の醍醐味だ。

ほかのプレイヤーが建築した施設でも、そこまで行けば使うことができる(自分のテント小屋から遠いエリアに建築された建物は使いづらい)。使用料などはかからないので、強力な施設ができると恩恵を受けられる。しかし、自分の建築も手を抜いてはならない。「郊外施設」という、建築したプレイヤーしか使えないものもあり、さらに上級の施設を建築するには、条件となる施設もあるため、一朝一夕には勝利点に結びつかないのだ。

上級施設の中に、羽ペンマークの建物があり、これを建築すると王様から資源を1つもらえる。王様の資源ストックがなくなったらゲーム終了。上級施設は後半どんどん建築されるので、終わりは意外に早い。

3人プレイで45分。環状の街をどこまで回るか、どこで街の中心に戻るかという選択が考えさせられる。街の中心に戻ると資源が補充できるが、1手番休みになるので、できるだけ戻りたくない。しかし少ない資源でできることは限られており、小さい施設ばかり建築していても勝利点には結びつかない。ほかのプレイヤーが建築した施設も含めてどの順序で使うか、どの施設を優先して立てれば能率がよいかを考えるのが面白かった。上級施設にはダイナミックな方法で資源や勝利点を増やすものがあり、手札に来たものを眺めているだけで心躍る。

Age of Revive
北条投了/チキンダイスゲームズ(2014年)
3~4人用/10歳以上/40~60分

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