渡る世間はナベばかり(Wata-nabe)

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渡る世間はナベばかり
「渡邉」か「渡邊」かそれとも? 微妙に少しずつ違う「ナベ」の漢字を使った神経衰弱ゲーム。ネットで話題となり、ゲームマーケット2016神戸では長い行列ができた。現在のところ限定の無料配布版で、アークライト社からの一般発売されることが決まっているという。
ワタナベさんは「部」「辺」が一般的だが、ほかにもたくさんの感じがある。「邊」「邉」って、下が「方」か「口」の違いだけだと思っていたが、上が「自」か「白」か、その下が「うかんむり」か「わかんむり」か、わかんむりにくっついているか離れているか、その下は「ハ」の字か「ル」の字か、しんにょうの点が1つつか2つかといった分け方で無数に分かれる。その全パターンが、2枚ずつ入っており、ペアでめくらなければならない。
3人で約30分。はじめは終わらないかと絶望的な気持ちになったが、枚数がだんだん減っていくのと、次第にコツを得るのとで正解率が上がる。ポイントはたくさん覚えようとせず、いくつかに絞ってその位置を記憶しておくこと。漫然とプレイしていたのではいつまでも当たらない。「自・ハ・ロ・点1つ」などという暗号のような覚え方が有効である。『あるみ缶』クラスの最高難度神経衰弱だ。
渡る世間はナベばかり
中村誠/―(2016年)
2~10人用/6歳以上/10~60分
アークライト社より一般発売予定

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