東京・高円寺のボードゲームカフェ・バー「リトルケイブ」

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東京・高円寺に7月10日にオープンしたばかりのボードゲームカフェ・バー「LITTLE CAVE(リトルケイブ)」を訪ね、江見裕介オーナーからお話を伺った。

リトルケイブ(外面)

目印はすた丼屋

JR高円寺駅南口徒歩1分。同じ高円寺にあるボードゲーム専門店「すごろくや」(現「す箱」)の看板が駅のホームから見えることは有名だが、「リトルケイブ」の看板も駅のホームから見えるほど近い。「すた丼屋」の2階でエレベーターあり。

店内は8卓+カウンターでゆったり43席。テーブル、椅子、照明など店内の調度にもこだわりが感じられる。500タイトルほどのボードゲームは話題の新作がメインで、ゲームマーケットものも3分の1ほど。ゲーム棚の前の通路は広々としており、ほかのテーブルを気にせずじっくり選ぶことができる。ボードゲームカフェが乱立しているなか、「やるなら最高の環境をと思いまして。」

リトルケイブ(店内)

通路の広さが際立つ店内

奥にはゲーム棚をスライドすると4人掛けの個室が現れる。店名の通り小さな隠れ家だ。棚を閉めると防音性が高く、ほかのテーブルを気にせずじっくり遊ぶこともできる。「顔を見られたくない芸能人の利用とか、ミーティングにも使えます。」

リトルケイブ(個室)

ゲーム棚をスライドをするとそこには!

物販コーナーもあり、現在は経営母体であるリトルフューチャーの作品しかないが、将来的には同社が製作を手伝った国産ゲームや、中古ゲームの販売も予定しているという。

飲食にも力を入れている。飲み物は専用の二重式タンブラーとキックスターターで製品化されたというキャップを用意し、結露も転倒時のこぼれもなく、冷たさが持続する。食事は、大阪で寿司職人をしていたという高橋一弥店長(実はMtGのプロプレイヤー)が日替わりメニューで腕を振るう。手作りハンバーグのロコモコ丼と、ミープル型ホットケーキ「メイプルミープル」を注文した。「生魚の許可が取れれば、寿司もやりたいんですけど。」

リトルケイブ(食事)

ロコモコ丼とメイプルミープル

都内にボードゲームカフェはどんどん誕生しているが、平日の午前中から空いているお店は少ない。「お客さんが来なくても、パソコンがあればここで仕事できますので。」 そう、このカフェのもう一つの顔、それがボードゲーム制作である。

経営母体である株式会社リトルフューチャーは2013年、ウェブ制作会社として設立された。翌年、カードゲーム『サンゴク』が3ヶ月で1000セットを売り切るという大ヒット(現在まで11000セットを販売している)。ボードゲーム愛好者だけでなく、「三国志祭」などの歴史系イベントにも出展して話題を集めた。

『サンゴク』のヒットによってヨドバシカメラ、Joshin、ゲオなど大手チェーン店での流通ルート(卸売)と、台湾での安価で高品質な製造ルートを確立。この2つを活用し、ボードゲームの製作を請け負うサービスを開始した。ロゴやイラストの手配も提携しているデザイン会社があり、ルールの校正や翻訳はリトルフューチャーで引き受ける。台湾の工場ではボード、カード、チップ、コマ類の印刷から封入まですべて行い、シュリンクまでかけて日本に運ばれてくる。500セット以上という大量生産であれば、国内で同じ量を作るのと比べて半額近くで制作でき、しかもマスマーケットへの流通まで手配してもらえる。このサービスを利用した『今日も帰れない』『ミツバチマッチ』などはすでに重版がかかっている状態だ。

リトルケイブ(製品)

リトルフューチャーが手がけたボードゲームの数々

ボードゲームカフェではオーナーが常駐し、随時こういったボードゲーム製作・販売の相談に応じている。平日の日中にいけばテストプレイも含めて、じっくり相談に乗ってもらえるだろう。

現在は月・水曜日の夜にラテアート職人さんを招き、ボードゲームのラテアートを作ってもらえるほか、今後はすごろくやとのコラボイベントやゲーム制作のワークショップを企画しているという。またこの10月にはプロダクトアーツと共同でドイツのエッセン・シュピールに出展し、ヨーロッパでの展開も始める。ボードゲームを遊ぶ場所と制作の現場が一体化したリトルケイブ。今後何が出てくるか楽しみである。

リトルケイブ(オーナーと店長)

江見オーナーと高橋店長

Little Cave
住所:杉並区高円寺南4-26-16芦野ビル2F
電話:03-6886-6956/Twitterウェブサイト
営業時間:11:00~23:00(L.O.22:30)、原則無休
料金:平日1時間500円~(最大2000円)、土日祝1時間750円~(最大3000円)、1ドリンクオーダー制

コメント(1)

ご担当殿

 出演者は芸名「さくら」さんの番組枠でニコ生で放送させていただきました。ありがとうございました。まずは、ご挨拶で失礼いたします。

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nande_tv@design1.co.jp    なんでtv 企画編集部

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