遥かなる喜望峰 -航海の時代-(Cape of Good Hope)

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レア資源を求めて

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七つの海を股にかける商人となり、港をめぐりながら収入と投資を繰り返し、勝利点を競うゲーム。ゲームマーケット2015大阪でA.I.Lab.遊から発売された作品が2018年、スイッチゲームズのレーベルでリメイクされた。A.I.Lab.遊は昨年秋に『狩猟の時代』を発表し、ボードゲームセレクション2019大賞など高い評価を得ている。使うカードボードの組み合わせによって戦略と展開が大きく変わり、リプレイアビリティの高い作品だ。

中央に母港、周辺に円形に世界中の港を並べてスタート。手番には自分の船を移動し、行き先の港で収入を得て、指定の組み合わせが出来たら投資していく。

船の移動は、母港から空いている港に行き、あとは時計回りか反時計回りにほかの港を訪れる。遠くの港まで行く場合や、ほかのプレイヤーの船がいる港に行った場合、お金を支払わなければならない。人気の港がなかなか空かないと、一つ手前の港で待機したり、いったん母港に戻って出直したりしなければならなくなる。ほかのプレイヤーの動向も踏まえた効率の良い移動が勝利の鍵となる。

収入は港によって異なり、お金だったり、資源(果物・香辛料・黄金)だったり、勝利点だったりとさまざま。港の組み合わせによって資源の希少度が変わるため、必要な資源を見据えてどの港に優先的に行くかを考えておかなければならない。投資はセットコレクションで、必要な資源やお金を支払い、自分のディスクをその港に置いて次回から収入が増える。ここに育てる楽しさがある。

自分のディスクを全て置ききったら、スタートプレイヤーの手前の人までプレイしてゲーム終了。最後に、港別にディスク数で1位と2位を取ると勝利点が入る。1点が大きいゲームで、同数だと得点が下がるので、1枚のディスクでも順位が変わりかねない。

5人プレイで30~45分。港の組み合わせによってプレイ時間も多少変わるようだ。果物がたくさんとれる生産港があると、投資も盛んに行われるが、少ないと母港に戻って調達してこなければならなくなって手間がかかるというような多様な変化が面白い。早いもの勝ちで達成する「契約」と、ゲーム終了時にさまざまな順位を競う「契約」を入れることでさらに熱い展開が楽しめる。

遥かなる喜望峰 -航海の時代-
ゲームデザイン・A.I.Lab.遊/イラスト・赤瀬よぐ
スイッチゲームズ(2018年)
2~5人用/10歳以上/プレイ人数×10分

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