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暗中模索のマッピング

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濃霧に満ちた古代遺跡で、1人のガーディアンと複数の調査隊員が対決する1対多の探索ゲーム。敵どころか仲間まで見えない暗中模索で、同じ場所に集合することはできるか?

ガーディアン役のプレイヤーが衝立の裏に5×5マスのダンジョンを作ってゲームは始まる。そのダンジョンの中で、各プレイヤーのスタート位置も密かに決められている。

調査隊員は方角を決めて、1枚のタイルの上に自分のコマを置く。ガーディアンの移動から。ガーディアンは最初1回だけ、一直線に何マスでも移動できる。このときに調査隊員に当たるたび、残りタイルが何枚か除去される。タイルがなくなるまでに脱出できなければガーディアンの勝利となるので、行ったり来たりして隊員を踏みに来るだろう。

ガーディアンの移動が終わったら、調査隊員が移動する。調査隊員は1マスしか移動できない上に、霧の中なので前後左右も分からない。ガーディアンに東西南北を伝え、ガーディアンが「通路です」「壁です」と答えるので、自分のコマがあるタイルのとなりに対応するタイルを置く。こうしてマッピングして、ダンジョンの全容が次第に明らかになっていく。

圧倒的に不利な調査隊員だが、さまざまな効果をもった遺物(アーティファクト)カードを使うことができる。こうしてマッピングを進めていくと、壁のパターンなどからお互いに重なり合う部分が推測できてくる。調査隊員の目的は、同じマスに集合することで、集合したと思ったら脱出を宣言し、正解ならば勝利となる。

不正解だと一発で敗北になるので慎重な判断が求められるが、残りタイルはどんどん少なくなっていくので、ゆっくりしすぎてもいられない。どこに集まるか分かっても、そこまでの移動が間に合わないこともある。

タイルがなくなりそうな終盤、ガーディアンの移動回数が増えるので(永い眠りから覚め、次第に本来の動きを取り戻すという)、間に合うか間に合わないかぎりぎりのところでの攻防でとてもエキサイティングだ。

ガーディアンのダンジョン設定にも工夫の余地があり、どの遺物を使うかによっても展開が変わる。プレイ時間30分ということもあり、ガーディアンを交替してまた遊びたくなる。

Fogsite
ゲームデザイン・Meichi Sola/イラスト・Nakamura Jin
SoLunerG(2019年)
2~4人用/10歳以上/30分

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